(出来上がったもの)【豪雪シャーマン】ハースストーン自作デッキコンテスト2017
豪雪の巨人を使いたくて作った豪雪シャーマン。
作成過程でコントロール全般に不利だったため、疾風シナジーを採用して詰められるように調整しました。
『炎まとう無貌のもの』『地底よりのもの』『豪雪の巨人』に
『祖霊の導き』『魂の残響』を唱えて除去耐性をつけ、
繰り返し大型ミニオンを召喚しながら疾風も用いてリーサルを狙うデッキです。
戦績はランク15からスタートして20-14(勝率59%)でした。
ラザプリ :6-2 〇
翡翠ドル :2-3 ×
テンポローグ :2-3 ×
マロパラ :1-1 △
シクレメイジ :1-2 ×
進化シャーマン:1-2 △
ミッドハンター:1-1 △
ズー :2-0 〇
ミルロック :2-0 〇
ミルウォリアー:1-0 △
ハンドバフパラ:1-0 〇
〔デッキコード〕
AAECAaoICDPgAsUE/gXdugLnuwL2vQKHxAILigHuAe8BlAOBBPUE96oC+6oCx8ECl8cCjc4CAA==
理想的な詰め方ですが、プリには沈黙と密言死とDKがあるのでまだまだ油断はできません。
かなりギリギリですが、何とか耐えました。残響で挑発が戻るのは有難いです。
(デッキ感想)
- 目的であったコントロール系への勝率は中々良くなりましたが、その分『メイルシュトロームのポータル』などを削減しているため、アグロにはやや弱くなりました。また、翡翠ドルイドにはこれでも厳しい気がします。
- 後攻であれば2ターン目『終末預言者』→3ターン目『コイン』+『炎まとう無貌のもの』→4ターン目『疾風』or『祖霊の導き』という動きが序盤の基本になります。単純ですが、低マナで大型に対処できない相手にはかなり有効です。
- 『ネコババ』は相手によって『ライトニングストーム』や『火山噴火』といった除去呪文をとるか『炎まとう無貌のもの』や『アース・エレメンタル』といった大型ミニオンをとるか、選択できるのが便利です。ただしそれなりにハズレも多く、オーバーロード1があるため意外と小回りが利きません。『豪雪の巨人』との相性は悪くありませんが、採用は迷うところです。
- 『疾風』に関しては『炎まとう無貌のもの』や『豪雪の巨人』との相性が良く、2マナと1枚が7~8点に変わります。相手の出してきた挑発をとばしながら、攻撃が顔面に届くのも魅力です。ただし手札事故の要因になることもあるので、1枚が無難だと思います。
- 『魂の残響』は0マナになった『地底よりのもの』『豪雪の巨人』を再利用することが出来ますが、これは遅いデッキに対してのみ有効な動きなので、速いデッキに対しては手札事故の要因になりがちです。採用する場合は、軽いミニオンを手札に戻す動きを用意するなど、速いデッキに対しても腐らない工夫が必要です。
- 『火山噴火』はかなり優秀な全体除去です。またオバロ2がついているため、火山噴火後に低コストの『豪雪の巨人』を召喚出来るのが強いです。噴火雪だるま。
- 『ドゥームハンマー』はライフを詰めるのにかなり効果的でした。今の環境では武器破壊ミニオンの採用率が低いため殆ど壊されることは無く、16ダメージをしっかりヒーローに与えることができます。場合によってはミニオンの除去に使うことも可能。『岩穿ちの武器』との相性も〇です。
- 9マナの『アレクストラーザ』はハイランダープリの『上級回復ポーション』等に対して効果的ですが、召喚したい場合、前のターンからオーバーロードを2以上抱えないように考えないといけないといけないため、やや使い勝手が悪いです。またDKで5盾がついている相手に対しては、巨人が2体いる状態でアレクを出してもリーサルに届きません。採用する場合はデッキ全体の見直しが必要でしょう。
(コンテスト感想)
シャドプリを作るのが難しくなり暫く闘技場にこもっていましたが、久しぶりにラダーで遊ぶきっかけになりました。今回のデッキはまだまだ改善可能な状態だと思いますが、短期間で出来るだけ完成させるというのも一つのやり方ですね。
何より他の方のオリジナルデッキを見られるのが嬉しいです。デッキ作りは面白いものですが、ラダーで負け続けて気が滅入ってしまうこともしばしば。そういったときに身近な他プレイヤーの工夫を知ることは励みになりますし、新たな着眼点を得ることにも繋がります。
沢山あるカードの中からどんな30枚を選んでも良い。組んでみると上手く動かなくてやっぱり無理じゃないかと投げ出すものの、しばらくすると思わぬところからヒントを得てまた考え始める。そんなデッキ作りの魅力が、こういったイベントを通じて更に広まると良いですね。
ここまでご覧いただき有難うございました!
デッキ作成過程はこちらの記事ですが、長くなってしまったのでお時間のある方だけ読んで頂ければ幸いです。